こんにちは！むみはんです！！
読者の方からの質問です。
ありがたいことに記事にしても良いという事で、今回は記事にて回答させて頂きます。
はじめまして。いつもブログを楽しく読ませてもらっています。
私は現在大学４年生で、国際分野について勉強をしています。
米軍基地への就職を考えているのですが、職種が多く、何を応募していいのかも分かりません。
私の希望としては、とにかくまずは基地に入ることが先決だと思っていますが、できれば事務職の仕事をしたいです。
英語が好きだというだけで、その他の専門的な技能はありません。
未経験だとしたらどのような職種がいいのでしょうか？
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます！
最近は学生の読者の方からも反響を頂いていて、嬉しく感じます。
みなさん意識が高く、本当に関心します。
私なんて大学生の頃に基地でアルバイトしていたくせに、「どんな仕事があるのか」「どんな待遇で働けるのか」に関して全く無知でした。
新卒の方でも、転職組も、米軍基地で仕事を探そうとしても、どの職業に応募すればいいのか分かりませんよね。
例えば、“請求権審査職”や“社会関係（連絡）専門職”など、「一体なにをする仕事やねん！」と、つっこみたくなるような仕事も多いですよね。
そんな迷える子羊達に、私からのアドバイスをさせて頂きたく今回の記事を書いてみました！
新卒組（現在学生の方）は入門グレードの仕事を狙おう！
基地の仕事は全てグレードで分かれています。
外部の方が採用されやすい仕事と、そうでない仕事があるのです。
基本的に、グレードが高い仕事は経験がない限り採用されることはありません。
そのため、入門グレードの仕事の方が声がかかる可能性が高いです。
米軍基地内の仕事は即戦力を求めています。
そのポジションについて初日から働ける人ほど、採用される可能性が高いです。また、この風習はグレードの高い仕事ほど、強くなります。
グレードに関して詳しくは、この記事の中程も書いてありますので、ご覧下さい。
【基本編】米軍基地の求人の見つけ方 – 米軍基地 就職までの記録！
簡単に説明をすると・・・
グレードの低い仕事
高度な知識や経験が比較的必要とされなく、部下もいることが少ない仕事。
グレードが高い仕事
高い知識や経験が必要な仕事。部下の指導も任される。
入門グレードとは何？どのグレードの仕事に応募すればいいの？
具体的に、外部の方が応募する時に、目安となるグレードは
事務職だと、１−３ 〜 １−４（なぜか１−１、１−２の仕事は見た事がないです。）
労務職だと、２−１ 〜 ２−３
警備職だと、３−１ 〜 ３−２
新卒の場合は基本的に未経験になるので、上記の入門グレードの仕事を狙いましょう。
わたしの周囲の方も、上で挙げたグレードから始め、トランスファーを繰り返し上のグレードの仕事に就いたり、労務職から事務職に異動をしたりします。
なんで上のグレードを避けたほうがいいの？
もしかしたら何かの縁で上のグレードに応募したら、受かってしまうこともあると思います。
１−５の仕事は入ってから、苦労する可能性が高いです。
なぜかというと、人の上に立つような仕事が多いため、入ったらいきなり上司的なポジションになることになる。
大学卒業してすぐに、自分よりも年齢が高い人に指示をしたりするのは、なかなか苦労されると思います。
※自分の専門分野が活かせられる場合は１−５の仕事を狙ってみても、可能性はあると思います。
グレードの調べ方
１．グレードを調べるには、その職業の基本給を見て下さい。地域手当は基地によって変わるので気にしないでください。
◆事務職の場合
グレード１−３ １８万７００円
グレード１−４ １９万４０００円
グレード１−５ ２３万円
◆技能・労務の場合
（技能・労務関係＝販売職、調理師、ウエイター、機械工など、現場で仕事をする方です。）
グレード２−２ １４万４７５０円
グレード２−３ １６万１３００円
グレード２−４ １８万１９００円
◆警備・消防の場合
グレード３−１ １６万７７００円
グレード３−２ １８万３５００円
２．基本給が載っていない場合は、こちらのサイトはグレードも載っているので、参考にしてみて下さい。
https://www.cnic.navy.mil/regions/cnrj/om/human_resources/MLC_IHA_HPT_Jobs.html
Government of Japan Jobs (Honshu)
具体的に職種名だと、どこに応募すればいいの？
◆事務職（グレード１−３や１−４の仕事）
貯蔵品管理事務職
ホテル事務職
電話交換職
管理専門職
情報処理技術補助職（一般）
会計技術職
人事事務職
レクリエーション専門職
小売商品調整事務職
観光ガイド
配布専門職
◆技能・労務職（グレード２−２〜２−４の仕事）
ウエイター
カミサリーワーカー
サービスワーカー
ジャニター（清掃員）
ドライクリーニング検査員
ハウスキーパー（ホテルのベッドメイクなどをする）
◆警備・消防職（グレード３−１や３−２の仕事）
警備員
移動巡視警備員
消防士
もちろんですが、上の職種ならどれでもOKという訳ではありません。
職務内容をよく確認し、
また近いうちに、この職種ごとにある程度詳しく紹介できる記事がかけたらなと思います。
最後に
入ってからじゃないと、仕事の向き不向きや、本当の意味で自分に向いている仕事かどうかは分かりません。
（これは日本の会社に勤める時でも同じですね。）
また、入った後でいくらでも異動ができます。（別の基地に異動することすらできます。）
そういったやりなおしの機会があるのがとても良い職場ですね。
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— ムミハン@米軍基地で働いてみました (@base_kyujin) 2019年1月28日
