米軍基地の面接の連絡って急に来るので、本当に不意打ちを食らいますよね。
毎回忘れた頃だったり、落ちたと思った頃にやってくるので、対策が立てづらいというか・・・。
対策ばっちりで、面接いつでもこいやー!!って時に限って面接の連絡が来なかったり、なかなかこちらの思ったように、進んでくれないのが米軍基地で仕事をする時に困ることです。
という訳で、短時間でできる面接の秘訣を今回はお伝えしようと思います。
- はじめに
- 作戦1 大まかな流れを知って、落ち着いて当日を迎えよう!!
- 作戦2 想定される質問に答えられるように準備をしよう!
- 作戦3.敵を知れ! know your enemy!
- 作戦4.ジョークを仕込む!
- 最後に
はじめに
私の個人的な経験に基づき、記事を作成しました。
基地には本当に色々な職種がありますので、全て同じ基準で当てはまるとは限りません
。
例えば、レストランのシェフの面接と消防士の面接が同じだったら困りますよね。
また、どこの基地によっても異なると思います。
作戦1から効果が高い順に並べてみましたので、是非参考にして下さい。
作戦1 大まかな流れを知って、落ち着いて当日を迎えよう!!
当日まで
面接連絡が来た方!とりあえずおめでとうございます!!
この時点で、1つの関門を突破した優秀な方だとお察しします。
だいたいこの時に面接の日程を決めたりするやり取りをしている相手が
やり取りをしている人間が当日の面接官だったこともありました。
よって、当たり前ですが、メールでの印象は大切です。
- 文章は丁寧に分かりやすい文面を心掛ける。
- 返事は可能な限りすぐ返す。(どんなに遅くなっても24時間以内)
- 送る前に必ず見直して、誤字が無いように。
日程が決まれば、あとは当日を待つのみです。
当日
当日はスーツで行けば間違いありません。
もちろん、基地で働いている人の中にスーツの人はほとんどいませんが、フォーマルの服装でいけば間違いないと思ってください。
説明があると思いますが、身分証を忘れると基地の中には入れません。気をつけてください。
基地についたら、おそらくゲート付近で待つ事になると思います。
エスコートしてくれる方も、職場の同僚あるいは、上司です。
面接は始まっていると心の中では思って、明るく・ハキハキと話すように接しましょう。
面接中
関東圏の色々な基地で事務職の面接を受けてきました。
面接官は全員アメリカ人でした。
必ずと言っていいほど聞かれることは、志望動機でも、自己PRでもなく、職務内容に関する質問でした。
(おそらく、採用の公正さを担保するために、候補者に同じ質問をすることがある程度義務付けられているのでしょう。)
面接後
門までエスコートされて終わりです。
ゲートまで車で送ってもらっている時間は、採否の連絡が来るまで内部の方と連絡が取れる最後のチャンスになります。
聞きそびれたことがあれば、聞いちゃいましょう。
(私は、何人くらいの方が受けてるんですか?とか、合格した場合いつ頃から働き始めることができますか?とか聞いちゃったりしています。)
だいたい、こんな感じで面接が進んでいくと思っていてください。
面接自体は30分ほどですが、移動やパスの取得を含めると拘束時間は1時間~1時間半と思っておいて下さい。
作戦2 想定される質問に答えられるように準備をしよう!
日本語の面接でも大事ですが、面接を受けるにあたり想定される質問に答えられるように準備しましょう!
志望動機や自己PRももちろん準備して損はないのですが、
基地内の面接官(あなたの職場の上司)が一番重要視していることは、
「あなたに、職務を遂行する知識や技能が備わっているかどうか。」です。
人柄(熱意・誠実性さ・コミュニケーション能力)はその後です。
いくら人柄がよくても、応募している職場で求められるスキルが全く備わっていなければ、採用は厳しいとお考え下さい。
日本のように新卒市場ではなく、候補者がスキルを備えて応募してきていることが前提です。
では、自分が職場が必要とするスキルを持っていることを面接でアピールするために準備することとはなんでしょう?
やることは1つです。
それは、
※タスクリストとは?
仕事内容のこと。以下のサイトに英語で書かれた求人内容が掲載されています。
横須賀
https://www.cnic.navy.mil/regions/cnrj/om/human_resources/MLC_IHA_HPT_Jobs/JN_YOKOSUKA_VA.html
厚木・三沢周辺
https://www.cnic.navy.mil/regions/cnrj/om/human_resources/MLC_IHA_HPT_Jobs/JN_ATSUGI_VA.html
佐世保
https://www.cnic.navy.mil/regions/cnrj/om/human_resources/MLC_IHA_HPT_Jobs/JN_SASEBO_VA.html
沖縄
https://www.cnic.navy.mil/regions/cnrj/om/human_resources/MLC_IHA_HPT_Jobs/JN_OKINAWA_VA.html
職務のグレードや職務内容の詳細がエルモホームページよりも詳しく書いてあります。
必ずといっていいほど、ここに載っている仕事内容に関する質問がされます。
タスクリストを覚えるのはもちろんですが、
仕事を遂行するにあたって必要な知識を問われることがあるので、
未経験職種に応募する場合は、しっかりと仕事内容に関する知識を勉強して下さい。
例1:会計技術職・・・会計に関する必要な知識が面接中に問われる可能性が高い。仕事内容に関わる範囲の簿記などについての基本事項を英語で説明できるように。
例2:従業員管理関係調整職・・・米軍基地内の服務規程を知っているかなどが問われる可能性が高いと思われます。(このような、内部の人間ではないと知り得ないことがあるため、外部からの採用はハードルが高いと言われています。)
※英語のタスクリストが掲載されていない基地もあります。(横田基地など)
そういった場合は、エルモのホームページを参考にするしかありません。
作戦3.敵を知れ! know your enemy!
裏技と言ってしまえば、裏技です。
私はこの方法を使いましたが、全ての人にオススメできる訳ではありませんのでお気をつけて下さい。
それは何かというと、メールでやり取りをしている人間が面接官の場合がありました。
その面接官の情報をFacebookやLinkedIn、ツイッターなどで集めるのです。
面接前に、メールをやり取りしていた人間(内部の人)と個人的なやり取りをして、自分を売り込むようなことをしたり、親密度を上げていました。
ただし、相手によっては嫌がる人もいると思うのでお気をつけて。
私は、よく言われる「コネ」を短期間でつくれたらラッキー程度に捉えて、実行していました。
作戦4.ジョークを仕込む!
私は悩みがあります。
本当に人見知りで、人と気兼ねなく話すことにものすごく時間がかかります。
初対面、しかも英語なんてもってのほか!!
英語の面接は地獄でしかありません。
日本語でさえ、初対面の方と会った時は、何を話したらいいのか分からず沈黙が続いてしまう私です。
英語の面接の時なんて、
面接官の方が気を使ってジョークを言って、雰囲気を柔らかくしてくれる始末です。
今まで言われたあることは、
「たった今人を殺してきたような顔でずっとこっちを睨んでいるからこっちが緊張しちゃったよ。」
と言われたことがあります 笑
相当切羽詰まった顔してたんだろうな、私。
面接にいったはずが、殺人者扱いですよ!!
(もちろん落ちました 笑)
それからは、アメリカ人の陽気そうな面接官には、適度に柔らかい雰囲気を保つようにしようと、頭をしぼり考えた作戦が
なんどかすべったこともありますが、シーンとするのが嫌なので、タイミングを見て自分で笑ってごまかすこともありました。 笑
(コミュ力高い人は自然に身に付いている方が多いです。)
お笑い芸人になれとは言っていません。
ただ、他の候補者と差をつけるのは適度なユーモアです。
大爆笑を狙わなくていいので、くすっとでも一度笑わせれば印象が大分よくなります。
私の持ちネタを紹介
いや、こんな公の場に発表するのは恥ずかしいですが、
「笑わせるって、実際どんなことを言ったらいいんだよ!?」
となる方が多いと思います。
私もそうでした。
なので、今回は私の中でのクスっと鉄板ネタを1つお伝えします。
噛んだら終わりなので、練習してくださいね。
What’s your weakness? 「あなたの短所はなんですか?」
と聞かれた時、
Well, I’m pretty terrible at interviews.「えっと、面接がとっても苦手なんです。」
と答えるようにしていました。
すべっても無害なジョークです。笑
もしよければ使ってみて下さいね。
最後に
いかがだったでしょうか?
冒頭でもお伝えした通り、作戦1から順に重要なものをを掲載しましたので、是非参考にして下さいね。
あとは、自分を信じるのみ!
笑顔で、自信を持って、明るく、他の候補者よりも魅力のある人間を演じて下さいね。
みなさんの就職活動が成功することをお祈りしております。
他にも面接カテゴリーに面接に関する知らなきゃ損な記事があるので、参考にしてみて下さいね!
特におすすめは、よくある質問集です。